2013年2月7日木曜日

白石市大鷹沢地区 汚染焼却灰仮置き場設置、混迷

市の説明不足指摘も

東京電力福島第一原発の事故で汚染された焼却灰の仮置き場の設置を巡り、白石市の大鷹沢地区が混迷している。
当初は予定される8カ所の中で最初に着手される見込みだったが、住民の間に、市の説明不足をする声があがり、設置が遠のいている。

同市では風呂などの燃料にしている薪の焼却灰から、国の埋め立て基準(1㌔あたり8000ベクレルを)を超える放射性セシウムを検出。現在は専用の袋に入れ、各家庭で保管しているが、飛散などが心配されている。

市東部の大鷹沢地区では、丘陵地の市有地に設置する計画。
市は、昨年4月、地区の自治会長会と計画地近隣の住民に説明会を開いた。
近くの住民の約7割から同意を得て、市は6月に建設費など約2千万円を予算化、準備を進めてきた。

しかし、計画地の下流域の住民から「風評被害で米が売れなくなる」などの声があがるなどしたため、市は現在、事業を中断している。

20日夜には、同地区の13ある自治会の一つが勉強会を開いたが、市の担当職員は出席を断った。
このため参加者からは「市の説明不足で判断できない」との不満が噴出した。
同市民生部の遠藤篤志部長は欠席した理由を「出席要請されたのは勉強会の二日前。これまで自治会長に相談しながら進めてきた大原則がある。それを崩して個別に説明すると、会長達の努力を無にすると考えた」と説明する。

同市では、西部の小原地区で、年度内に最初の仮置き場を設置できる見込みになった。
遠藤部長は大鷹沢地区での進め方について「13人の自治会長に改めて相談したい」と話している。


        朝日新聞抜粋

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